元ドラ1選手、ド軍をわずか6試合で “戦力外”

■トランメルは今季ドジャースとヤンキースでプレー
　ワールドシリーズ前にチャンピオンリング確定……。幸運？　の27歳が話題になっている。 ヤンキース傘下に所属するテイラー・トランメル外野手は今季、開幕直後にドジャースに所属し、2球団で計10試合に出場。両球団がワールドシリーズに進出したことで一足先に優勝リングを手にすることが決まった。

　27歳のトランメルは2016年ドラフト1巡目戦力均衡ラウンドA（全体35位）でレッズ入り。2021年にマリナーズでメジャーデビュー。今季は4月2日（同3日）にドジャースがトレードで獲得したが、5試合で6打数無安打3三振に終わり、4月16日（同17日）にメジャー40人枠を外れるDFAとなっていた。

　その後、4月18日（同19日）にヤンキースがウエーバーで獲得。5試合で1打数1安打1四球、打率1.000だったが、5月に再びDFAとなった。その後はマイナー暮らしだった。

　チャンピオンリングはシーズン途中に移籍した選手にも配られる。ヤンキースとドジャースがワールドシリーズに進出したことにより、いずれかのチームの世界一が確定。SNSでは「まさかのトランメル」「ワールドシリーズの結果がどうであれ、テイラー・トランメルはチャンピオンだ」と話題になっていた。