関大・金丸夢斗が大学ラスト登板を三者凡退で締める　通算防御率0・83、312奪三振

関西学生野球秋季リーグ第6節3回戦（22日、関大4－6関学大、わかスタジアム京都）関大は優勝した関学大に競り負け、勝ち点2の4位で秋季リーグ戦を終えた。阪神など複数球団が24日に行われるドラフト会議の1位候補に挙げる金丸夢斗投手（4年）は4－6の八回から4番手で登板。1回を打者3人、無失点に抑えた。

惜しくも優勝を逃した関大にとって、この試合が今秋最終戦。金丸にとっても大学野球での最後の一戦に、2点ビハインドの八回から4番手で登板。打者3人を三ゴロ、三ゴロ、一飛と完全に抑え、これで昨秋リーグ戦から続く連続自責点ゼロを72イニングに伸ばした。

金丸は大学4年間で49試合に登板し、通算20勝3敗。239回⅔を投げて防御率0・83、312奪三振と圧倒的な数字を残した。今秋は5月に発症した腰の骨挫傷の影響でリリーフでの10試合の登板にとどまったが、15イニングを投げて無失点。クローザーとしての役割を担った。

24日に行われるドラフト会議を前に、この日はスタンドで中日のスカウトが視察した。

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